バルセロナで見た「考える牛」ガウディのグエル公園を見て歩き、タクシーでバルセロナ市内中心部のカタルーニャ広場まで戻ってきた。そこから南に向かって歩く。ゴシック地区へ行こうというわけだ。![]()
その途中で見かけたのが、上の画像にある「考える牛」。どう見ても、ロダンの「考える人」をもじっているよね。
バルセロナのレストラン「ロス・カラコレス」やがてバルセロナの歴史ある旧市街ゴシック地区にあるレストラン「ロス・カラコレス」に到着。その店頭では、下の画像のようにグリルでチキンを焼いている。名物料理がチキンなんだけど、その芳ばしい香りが客を呼び込むわけだ。日本のウナギ屋さんと同じ戦略だよね。![]()
この店で食べるべきは、もちろん名物料理のチキン。それに地元の白ワインが合う。前菜にはガスパチオも美味しいね。それから名物のチキンの入ったパエリャもお薦めだね。
大聖堂の前でカタルーニャの民族舞踏サルダーナしっかりとお昼を食べ、たっぷりとワインを飲み、満足してレストランを出る。のんびりと歩いて向かったのはバルセロナの大聖堂(正しくは聖エウラリア大聖堂)だった。クリスマス・イブの前には大聖堂の前の広場には多くの店が並び、クリスマス用品を売っていた。でも、今日は店は無く、下の画像のように多くの人々が輪になって踊っていた。![]()
これがカタルーニャ地方の民族舞踏サルダーナなんだね。有り難い。珍しいものを見せてもらった。せっかくだから、サルダーナについて整理しておこう。
そんなこんなで独自の文化を持つバルセロナあるいはカタルーニャ地方なんだけど、古くからスペインからの離脱を求めていた。フランス王ルイ14世によって惹き起こされたスペイン継承戦争の際もそうだったんだ。そして西暦2012年11月に行われたカタルーニャ自治州の州議会議員選挙では、独立推進派が過半数を獲得している。とはいえ、スペインの憲法改正が無ければ独立はできないらしいけどね。
バルセロナの旅の最終日翌日はバルセロナで過ごす5日目、この旅の最終日だ。のんびりと休暇のはずが、連日連夜の暴飲暴食の報いで、家内も私も体調が悪い。午前中はホテルで休養とした。午後になって空港に向かう。もし早い便に空席があれば、それで早めに帰ることができると期待してのこと。ところが全て満席だそうな。空港の待合室で予約してあるフライトの時刻を待つしかない。 ところが、ついていない時には運の悪いことが重なるもんだ。予定していた飛行機がテクニカル・プロブレム(よくある言い訳だ ・・・ )のせいで出発が遅れるらしい。結局、バルセロナから離陸したのは、予定よりも3時間も遅れていたよ。ロンドンの自宅に帰りついたのは、かなり遅い時間だった。さすがに疲れたね。
ロンドンの自宅で楽しんだバルセロナの旅の土産物そんなバルセロナでのクリスマスから数日後、正月休みの後半をロンドンで過ごしていた。そんなある日の夜のダイニング・テーブルの様子が下の画像なんだ。![]()
テーブルの上のボトルは、バルセロナで勝ったカバ(カタルーニャ地方で作られるシャンパンのような発泡性ワイン)。そして料理が載っているのは、バルセロナで買った陶器の絵皿なんだ。その周囲には同じくバルセロナで買った陶器の動物たち。こうして旅の後も土産物が楽しませてくれるわけだね。
カタルーニャとバルセロナ(スペイン)の略年表
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