東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅
春のブルガリア
東欧(1997年5月)
16. ブルガリアのお土産
ブルガリアを代表する中世の修道院「リラの僧院」を出発した私達のバスは、山道の脇に立つドライヴ・インの駐車場で停まった。これからブルガリアで最後の食事だ。
まずはキャベツのサラダ。そう書けば、なんだかなあ、と思っちゃうでしょう。ところが、これが美味い。もうキャベツそのものが美味いとしかいえないね。
続いて豆のスープ。これも私の大好物。但し、家内は殆ど手をつけなかった。私が全部戴いちゃいました。更に鱒のムニエル。これは皆おいしそうに食べていたね。
最後にブルガリア風のハンバーグ(ケバブかな ??)。これは誰も手をつけない。家内の分だけじゃなく、同じテーブルに座っていた他人様の分まで、私が食べちゃいました !!
ブルガリアのセント・ジョージ(聖ジョージ)のイコン
食事の後、ドライヴ・インの外を散歩していたら、手作りのイコンを売っている店を発見。
そこで買ったのが、右の画像にあるセント・ジョージ(聖ジョージ)。私の大好きな聖人なんだ。
旅行先でセント・ジョージを見かけるたびに買っているもんね。例えば、グルジアのセント・ジョージだとか、スペインはヴァレンシアのセント・ジョージだとか。
セント・ジョージ(聖ジョージ)と聖ミカエル
ところで、私の大好きなセント・ジョージ(聖ジョージ)と間違えやすい人物 (??)に、聖ミカエル(サン・ミシェルとか)がいる。
どちらもドラゴンを退治する場面で描かれることが多いから、間違いやすいんだよね。ところで、このお二人の違いを知ってる ??
聖ジョージは聖人だけど天使じゃなくて白馬に乗っているのが一般的。対して、聖ミカエルは天使だから、羽根を持っていて飛べるから馬に乗っていない。
もう一つ、セント・ジョージ(聖ジョージ)は、ドラゴンからシレーナ姫を助けるわけなんだけど、彼を描く絵の中にはシレーナ姫が描かれていることが多いんだ。
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(んー、上のイコンにはシレーナ姫はおらんみたいやけどな...。)
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余談ながら、聖ジョージのライバルとなっている聖ミカエルをじっくりと見たい人は、イタリアの首都ローマへ行ってくださいね。ヴァティカンのサンタンジェロ城のテラスまで上れば、大天使 聖ミカエルの像をじっくりと見ることが出来るよ。
ブルガリアのお土産の記念撮影
ミュンヘン経由でロンドンに到着、自宅に帰りついたときには深夜になっていた。でも、恒例の土産物の記念撮影はしておかなきゃね。
後ろに立っているボトルのうち、右の四本はブルガリアで買ったもの。右からワイン二本、バラの谷のワインのリキュール、第一次ブルガリア帝国の全盛期の皇帝シメオン1世が描かれたラキ。左側の二本は、乗り換えのミュンヘンで買ったリンゴのリキュール。
前列に並んでいるのは、絵葉書やレース編み、バラの谷で買ったバラのエッセンシャル・オイル、そして上の画像にあるセント・ジョージのイコンというところかな。
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